嘔吐時の症状

小さな子供は胃腸が小さく、その働きもまだ充分ではないため、食べたものを吐いてしまうということはよくあることです。
発熱と同様、嘔吐をした後も機嫌良く遊んでいるような状態なら特に心配しなくても大丈夫ですが、吐いた後のケアを親が適切に行うことが必要となります。
嘔吐をしたときには、吐きたいと思っている分だけ吐かせてあげるということが大切なので、吐きたいのに吐けないというときには、背中をさすったり、時には口に軽く指を突っ込んだりしてきちんと吐けるように助けてあげることも必要です。
充分に嘔吐をすれば、その後は意外なほどスッキリとしているものですので、嘔吐の後でもまだ機嫌が悪いような状態なら、嘔吐がまだ残っていると考えるか、嘔吐したものが体外に出ずに喉に残っていないかを確認しておくと良いでしょう。
嘔吐の後は口の中が気持ち悪く、喉が渇いていることもあるので、軽くうがいをしたり、少しだけ水を飲んだりすることも効果的です。
通常の嘔吐なら、吐いて汚れた衣類を水につけておき、床などはきれいに拭いておけば良いのですが、ノロウイルスなどが原因で嘔吐を起こしているときには、嘔吐物を取り除いて拭き取るだけではなく、除菌しておくことが必要になります。
嘔吐で緊急性を要するものは、嘔吐だけではなく、数十分おきの間隔を空けて激しく泣くような状態が見られるときです。
1歳前後の子供では、このように嘔吐と加えて激しく泣くような状態であるときには、腸重積症の疑いがあります。
腸重積症は腸が重なって腸閉塞を起こす病気で、嘔吐の他にも血便が見られたり、顔色が急激に悪くなったりするような状態になります。
このような状態が見られたときには、一刻も早く医療機関で診察を受ける必要がありますので、素早く医師に診せるようにします。
腸重積症は緊急性が高い症状ですが、きちんと早く適切な治療を受けることができれば、手術などは必要とはせずに正常な状態に落ち着かせることができますので、安心です。
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